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ワンダーフェスティバル2000[夏]
〜ふらっと☆ぶらっと的ワンフェスレポート〜
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【とてもじゃないけど入れない...】 ワンフェス(WF)なるものに行くのは今回が２回目。WF2000冬の３ブロックですら回りきれず、疲れて帰ってくる始末。『今回はもっと早く行って計画的に見て回りましょう。ホームページ(HP)でお世話になっている方々へご挨拶にも伺いたいし。』 鋭い方はもうおわかりでしょう、WFがそんなに生やさしいものではないと言うことを。無知とは恐ろしい...10:30も過ぎればそこそこ行列もはけ、スルスル会場には入れるかと思いきや最後尾を見る勇気すら失うほどの人・人・人の列。絶句！ 『こんなに沢山の人を収容してしまう会場ってどんな状態なのだろう』と想像しながら11:00過ぎまでお茶をし、ついでに早めの昼食も済ませました。まったく、なにしに来たんだか...

と言うわけで、何とか会場に入りました。 まずは、冬のWFで心惹かれて、今度こそと思っていたASCI L.E.Dのブースへ「F.S.S」のコーラスIVを買い求めに行きました。本編に１〜２コマだけの登場。やられた（なにが？）って感じです。生まれる前に父（コーラスIII）は戦死、母の望み通り騎士にはならなかった王様です。多分本編で彼のエピソードが語られることは無いのでしょうが、いろいろと思い描いてしまうキャラなのです。その雰囲気を壊さず、情景まで連想させてくれるポージングがたまりません。

さて「買うぞ！」と気合いを入れてきたモノをあっさり手にしてしまうと、この後どうするべきか放心したり...なんて暇はない。とにかく広い会場です。テンポよく見て回らないといけません。とりあえず、ガイドブックでチェックしてきたブースを再確認しつつ、Ａブロックから順に見ていくことに。

だけど、なんだか目が泳いじゃってじっくり見られないなぁ...と思っていたら、見つけました！「おいら宇宙の炭坑夫」から河原町フキちゃんです。「未完の名作」と評判のファンには辛いＯＶＡです。こういうキャラに出会えるのもＷＦならではなのでしょうか。 こちらのNIGHT BLUEは他にも「宇宙戦艦ヤマモトヨーコ」など、ゲーム系に弱い私たちにはうれしいブースでございました。 中央舞台では関智一さんがその美声で観客を魅了しているところですが、しょうがないの今日はダメなの（意味不明）。 さーさーＢブロックへ突入ですじゃ。

【ご挨拶タイム〜出会い編〜】

HPでお世話になっている方々にご挨拶！ まず雨の日晴れの日のトーンさんのもとへ。 忙しそうにしていたら悪いなと思いきや、既に完売！ さ・す・が！ 制作過程を見てきたものの、彩色された実物の Ｄ と 洗濯機 を見るのは初めて。イヤーン、かわいい。 「トーンさん、はじめまして」と挨拶してから、あまりの緊張に何を話してきたかよく覚えてません。雑誌の写真撮影申込があったりで、緊張はさらに倍！って私が緊張してどうする。（笑） 慣れた感じのトーンさんが大きく見えました。

そしてその足でＣＡＲＲＥＹのよっしーさん・MIZUHOさんのブースへ。 明るいMIZUHOさんの笑顔がうれしかったです。もっとゆっくりしたい気持ちをぐっと抑えてブースを後にしました。MIZUHOさんの笑顔には魔法のテイストが多分に含まれていると思います。

かぶり物のミナトさんやちょっと太めの（身長はOK）バッシュにどっきりしながらＣブロックへ渡り、Ｎｕｔｓのしのんさんとご対面。 ドール用のうちわや綿菓子・浴衣がメイン。これって複製できないから大変だよねぇって言ったけど、とても幸せそうに目を輝かせて話すしのんさんからは、大変な事なんて感じられませんでした。愛情いっぱいの小物です。 Ｄブロックには初参加になるジャックストローの神崎さんが。 今回は販売なしの展示のみだそうで、本当に残念です。WF定番の「ああっ女神さまっ」から、藤見千尋ちゃんで参戦。やさしく柔らかな表情がＢＥＳＴでした。

【“ふらっと”的注目の二品】 これだけの広さと出展数です。隅々まで漏れなく見て回るのは無理というもの。ガイドブックで出展内容を明示してあると、事前チェックができて助かります。もちろん、そうしてあっても見落としているんですけど...

チェックその１は、(有)アミエ・グランの阿修羅王。「百億の昼と千億の夜」（光瀬龍　萩尾望都）からの立体化。 これはすごいこと（とわたし的には思っている）。ゲームで「萌え萌え」とかアニメでヒットしたと言うものではないし、なにより萩尾キャラを立体化するのは難しいの一言だと思う訳です。 これを初めて読んだのは、中学生ぐらいの時でしょうか、大好きで今でも時々読み返します。 うーん、私も阿修羅王に挑戦しちゃおうかな。無理と決めつけるものではないなぁ...と教えられた気がします。

チェックその２は、猫の手モデラーズの作品。 PSソフト「マーメノイド」から祝福されしティアラです。 うちの「作りたいものリスト」にも、この作品のキャラが入っています。『ああっ立体化する人がいるんだぁ』と興奮！四方八方から写真を撮りまくりました。 深海にゆったり漂う感じの造形に、イラストのイメージそのままの彩色が見事です。

造形心をぐりぐりされるWFが終わりました。 次回未定という『？？？』な状態ではありますが、開催を信じて待っていようと思います。